QC検定3級受験でPDCAを回そう!

QC3級キャッチ

 品質管理にかかわらず、仕事や普段の生活でもPDCAを回す云々の話はよく聞きます。

 本屋さんのビジネス書コーナーにも『PDCA』の解説本などちらほら見かけますし、ビジネス系のネット記事や自己啓発系の記事にもPDCAの解説は満載です。

 もちろん、品質管理においてもPDCAはとっても重要な考え方ですので、せっかく3級受験を決めたなら、ついでにPDCAも回してみましょう!

コン
コン

今回は4級で3級は来年受けてみようかと思ってるけど、参考になるかな?

回転焼
回転焼

モチのロンよ! PDCAの考え方は全部に共通やで!

PDCAとは? 何の略?

 ネットで検索してもらえれば、ここを読むより詳しい解説が山のようにあると思いますが、基本的には以下の感じです。

 ・Plan(計画)  :なんか計画する
   ↓
 ・Do(実行)  :計画を実行してみる 
   ↓
 ・Check(評価) :計画通りに遂行できたか目標が達成、成果があったかチェックする
   ↓
 ・Act(改善)  :問題があった場合やより良い方法がある場合、計画を改善する

コン
コン

なんか、大層だね。めんどくさそう。

回転焼
回転焼

「計画」とか「評価」だとか言葉は難しそうだけど、自分一人でやる分にはそうでもないぞ。

PDCAはとにかく小さく回そう

 仕事で行う場合は、それぞれの組織のやり方に沿ってやってもらえればいいんですが、“QC3級合格!”のような個人の取り組みの場合は、とにかく小さく回すことが重要です。

 早い話、計画はしなくてもいい。みたいな(;^ω^)

 『QC3級合格』みたいな目標の場合、初めての挑戦ならそれを計画としてしてしまってもOKです。

 考え方によっては、P→D→C→A のようにPから始まるサイクルではなく

 D→C→A→P(次のサイクルのための計画)→ 以下同順

 という順序で始めるのがいいと思います。

コン
コン

とにかくやってみる。ってこと?

回転焼
回転焼

ザッツ・ライト! ファインさんきゅう、ハーワイユーやで! (^^)v

QC3級合格証

D(実行)から始める小さなサイクル

  会社でPDCAなどを回す場合は、たとえ前例のないプロジェクトだったとしても、なにがしの経験はあるわけで、計画立てずにいきなり設計始めるだの生産し出すなどはあり得ません。

 しかし、QC検定3級挑戦! みたいな個人の取り組みなんかは、それこそやったことないからどんな試験なのかもわからないし、何を計画したらいいのかもさっぱりわかりません。

 そんな時は、とりあえず実際の試験を受けてしまい、どんなことが問われるのか、どんな雰囲気の検定試験なのかを体感してしまうのが次の計画を手てえるための早道です。受験料はかかってしまいますが、これからの計画を立てるのには一番効果的です。

コン
コン

そう言われるとそうだね。参考書買って読んでみても実際の試験がわかってないと、ちょっと計画も立てにくそうだもんね。

回転焼
回転焼

どうしても1回で受かりたいなら、過去問集を買って本試験同様の時間とマークシート用紙作ってやってみるべきだね。とりあえずやってみる!Do!

小さいサイクルをいっぱい回す

 とにかく個人の取り組みにおいては、小さくやってみる ことが重要、と思います。

 計画を大きくしてしまったり綿密にしすぎてしまうと、なかなか実行に着手できなくて計画倒れになったり、計画がうまくいかなかった場合、遅れや損失を取り戻すのに時間がかかったりしてしまいます。

 小さなところから回しだしたら、たとえ全然うまくいかなくても大した損失にもならないし、小さなことすらうまくいかないことに対して、より評価が対策が正確なものになることが期待できます。

コン
コン

小さなことからコツコツと。ちりも積もればマウンテン。

TQC/TQMは小さいサイクルの集まり

 これは個人の取り組みではなく、会社組織での話になってしまいますが、TQCだのTQMだのは各組織の小さなPDCAサイクルの統合版だと考えることができます。

 会社や小集団活動でのPDCAと自分一人で行うPDCAは違っていて当然なので、とにかく思いついたら吉日の勢いで取り組みましょう。失敗してもダメージの少ない程度で始めるのがいいです。何度も何度もやり直しているうちにコツもつかめてきて来るはずです。じっくり壮大な計画を立てていつまでたっても手が付けられないでいる連中を尻目に、小さなサイクルをいっぱい回すことで実践的な成功事例を身に着けてどんどんスパイラルアップしてください。

コン
コン

スパイラルアップって? なに?

回転焼
回転焼

調べてくること。今日の宿題ね。

まとめ

  PDCAサイクルは品質管理活動の基本だっりもするので、その考え方をよく理解してください。

 ビジネス書や何かにもよくPDCAは解説されていて、その汎用性の高さからほかの分野でつかられた場合「時代遅れ」だの「諸悪の根源」だの言われたい放題のところもありますが、品質管理活動やQMSではやはりその理解が必要不可欠なので、QC3級合格という目標に向かって個人的に実践してみてはどうでしょうか。きっと、いい経験になると思います。

コン
コン

今回、無難にまとめたね。

回転焼
回転焼

そう言うてくれるの、コンだけや。おおきに(^^)v

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