QC検定4級のすすめ 全級制覇の第一歩!

QC全般のキャッチ
ケン
ケン

一番やさしい級だよね。

回転焼
回転焼

ケンも受けてみるか?

何事も基本が肝心。
この級からの受験をお勧めしておきます。

QC検定4級とは

 1級から4級まである品質管理検定(以下QC検定)の級の中で、一番初めの認定級です。
対象者は主に、新入社員や学生(生徒)など、これから社会で活躍する若い人たちが対象と思われます。

組織で仕事をするにあたって,品質管理の基本を含めて企業活動の基本常識を理解しており, 企業等で行われている改善活動も言葉としては理解できるレベルです。社会人として最低限知っておいてほしい仕事の進め方や品質管理に関する用語の知識は有しているというレベルです

日本規格協会 品質管理検定レベル表
ケン
ケン

あいつ(稲荷のコン)もここから挑戦するって言ってたし、オレもここからやってみようかな。社会経験値0やから。

回転焼
回転焼

お前にしては、なかなかいい心がけやないの。

ケン
ケン

で、何を勉強したらええのん?

QC4級のテキスト 『4級の手引き』

 4級は市販の教材を買わなくても日本規格協会のサイトから『4級の手引き』なるテキストがダウンロードできます。

4級用テキストは品質管理検定(QC検定)の4級を受検しようとする方が一人で学習できるように作られています。このテキストで品質管理の基本を学び、是非4級にチャレンジしてください

日本規格協会 QC検定 4級テキスト
ケン
ケン

買わなくていいの?
小遣い貰ってないから助かるよ。太っ腹だね。

回転焼
回転焼

ほんま、太っ腹やね。
下手な会社の社内教育資料なんかよりずっとよくできてるし、これだけの内容が理解できてたら大概の会社で通用するよ。
それに、上級の3級や2級の実践編の試験問題もこのテキストが理解できてたら及第点に十分届くよ。

4級の試験範囲

・4級は,Webで公開している“品質管理検定(QC検定)4級の手引き(Ver. 3.1)”の内容で,このレベル表に記載された試験範囲から出題されます。

日本規格協会 QC検定 4級テキスト
ケン
ケン

う~ん、なんか聞いたことない言葉ばっかりだなぁ。

回転焼
回転焼

まぁ、働いたことがなかったら仕方ないけど『4級の手引き』に軽く目を通すだけで大概理解できるよ。あのテキストよくできてるから。

 テキストはPDFファイルでダウンロードできます。そのままモバイル機器に入れて読んでもいいし、プリントアウトして持ち歩いてもいいと思います。たぶん、紙で出力しておいた方が、アンダーラインや付箋を貼ったり、よくわからないところを周りの人に聞くときもやりやすいと思いますよ。

実際の試験形式

 QC検定の回答方式は1級の論述問題を除き、すべて選択式のマークシート方式です。

 4級以外は、前半がQC7つ道具や推定・検定などの統計的品質管理手法を問う計算問題で、後半がQMSやQCストーリーなどの知識を長文穴埋め問題などで問う、品質管理の実践系の問題です。前半も後半も各々、選択肢から回答を選ぶような感じです。

 なので、たとえわからない問題があったとしても、選択肢からそれっぽい何かを選んでマークすることができるのであまり心配いりません。

 解答のマークミスも気をつけなければいけませんが、自分の名前や受験番号のマークミスをすると、たとえ問題の解答が満点でも採点されませんのでそこには十分注意してください。

 結構よくあります。

どのぐらい勉強すればいいの?

ケン
ケン

オレ、こう見えても結構忙しいからなぁ。爺さんの散歩にも付き合ってやらないとアカンし。

回転焼
回転焼

 テキストも要領よくまとまってるから、一回全部目を通して、よくわからないところを何度も読み返したらいいんやないかな。
 本屋さんで4級の問題集でも買ってやってみたら完璧やで。

 社会人経験がある人なら、会社帰りに1週間ほどテキスト読み込んで、本屋さんでQC4級の問題集でも買ってやってみれば十分合格できるはずです。 

 社会人経験のない学生(生徒)さんでも、自分が働いているつもりになったり、バイトの経験を思い出して上記の通りテキスト読み込んで、できれば過去問題集でも買ってやってみればほぼ合格できると思います。

 20時間前後の時間があればOKのはずです。

コン
コン

1日1時間で3~4週間。僕もそのペースでやってるよ~ (^^)v

何かの役に立つの?

 就職を控えた学生さんや、職業訓練中の若い人たちなら履歴書でアピールできるかもしれません。大きな会社や製造業では内定の決まった学生に、入社前の受検を奨めているところもあるようです。

 また、働き出したときに会社の周りで使われている品質用語や諸々の用語の概要を事前に知っておくことで、環境が変わったことによる躓きが軽減できるかもしれません。

 何事も役に立つか立たないかは本人次第。(^^)

まとめ

 ここを見ているということはQC検定に何らかの関心があるはずですので、そんな人たちが一番初めに取り組む検定だと思います。

 実際の受験は3級からでも2級からでも1級彼でもいいのですが、まずは『4級の手引き』で基本を理解して取り組むのが、結局一番の近道だったりします。

 3級、2級、1級に取り組む予定の皆さんは、ほぼ例外なく4級対象の人を指導する立場におられるはずなので、その時の効率を考えても4級レベルの勉強は絶対無駄になりません。

 一緒に頑張りましょう!

ケン
ケン

せやな

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