【QC寺子屋】3級動画で勉強会 QC検定合格ブログ
QC検定3級合格に向けて、取り組むべき内容の説明です。仕事の合間に半年程度かけて習得する内容の目次です。3級は少しやれば合格できると思いますが、せっかくなら合格証を手に入れるだけでなくこれから仕事や生活で使える問題解決のスキルを身につけましょう。
QC検定3級教室の範囲
3級で習得しておいた方がいい項目です。
完璧にマスターできなくても大丈夫。というより、これれが完璧にできるようになったら何も問題ないような感じです。
2級や1級の合格してても3級の項目は基本なので絶えず修練する必要があると思います。
3級レベルを完璧に習得して仕事で実践できてる人なんて実際そんなにいないから、焦らずゆっくりやっていきましょう。
サンプリングと母集団
品質管理ではデータをとることが常ですが、なんでデータをとるのか、データとっていったい何がしたいのかをちゃんと理解することが必要です。
結構、ここを適当に(または、何にも考えずに)次の段階に行っちゃう人が多いのですが、ここはちゃんと理解して置く必要があります。と思う (;^ω^)偉そうなこと言ってごめんね

基本統計量
取ったデータで統計量を算出するわけですが、3級では基本的な統計量の理解が必要です。って言っても「中心」と「ばらつき」に関する超基本的な統計量なのでビビることはないです。
平均とかの「中心」の代表値はそんなに面倒ではないですが「ばらつき」に関する代表値はここでちゃんと理解しておくと後が楽です。
ただ、最近は3級でも結構めんどくさい計算が必要な統計量の理解が必要になってるのでそこはわかりやすく説明するつもりです。
なるべくできる限り(;^ω^)ガンバリます。
QC7つ道具
一般に以下の8つ(でも7つ道具;)を言います。
- 特性要因図
- パレート図
- ヒストグラム
- グラフ
- 管理図
- 散布図
- 散布図
- 層別
上記の各種QC7つ道具は、3級でその作り方から活用・実践の仕方まで理解する必要があります。
(『管理図』の高度なものを除く;)
昨今はPCの表計算ソフトにデータ書き込んだら、いい感じに作成してくれることもありますが、ここは基本に帰って自分の手で描けることになることが必要です。
「特性要因図」だけは、ほかのQC7つ道具と違って分類としては新QC7つ道具に近いのですが、QC的な考え方の基本のツールなので実際に修練することが肝要です。これが訓練 できている組織とそうでないところとでは問題解決の能力の差が雲泥だと思います。

QCストーリー(QC的問題解決)
結局これが一番重要なのですが、このQCストーリーを実践するために各種『QC7つ道具』の習得が必要になるわけです。
簡単に言うと、問題解決の際の段取りのことです。(問題解決のステップって言った方がいいのかなぁ)
これは結構強力な考え方で、もともと出来る人とかできる組織は意識しなくてもこのようなステップで物事を解決していくのでしょうが、我ら凡人にはこのように明示されているとありがたい解決方法です。
QCストーリーというと基本は問題解決の段取りで、別名『問題解決型QCストーリー』というのですが、ほかにも『課題達成型』、『施策実行型』、『未然防止型』などの種類があります。が、それらは派生形で単にQCストーリーというと『問題解決型QCストーリー』のことになります。すべての基本です。
基本的なことなので、腰据えてじっくり取り組みましょう。
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